【2025年度カレンダ】狩野晴川院自筆「寿老人図」徳川幕府の奥絵師

長寿を授ける神「寿老人」と災難を取り払うと云われる「宝珠」の吉祥画題です。縁起の良い画題ですので、お茶事の待合にもぴったりです。 上質な菊桐文金襴表具で仕立てられており、経年変化より表装当時のままであると推測されます。右下に「晴川法眼筆」と落款がらあり「養信之印」の印譜が捺してあります。軸先には木彫が施されており、大切にされてきたことが分かります。やや巻きシワがございますが、全体的に見た調子は良好です。描かれてから１８０年以上経っていますので、経年変化と解釈下さいませ。 時代箱。木彫軸。 長165㎝　幅33㎝（軸含まず）【参考文献】落款花押大辞典　淡交社大日本書画名家大鑑　第一書房 ▢狩野晴川（かのうせいせん） 寛永８年(1796)～弘化３年(1846) 絵師。狩野派。江戸の人。木挽町狩野家七代。法印。徳川幕府の奥絵師。狩野伊川院栄信の長男。晴川院ともいう。 画法を父に学び、父と等しく世に賞せられる。文政11年(1828)、家督を継ぐ。代表作「夏冬山水図」「源氏物語初音紅葉狩図屏風」「会心斎年 記」等。 #自分だけの茶道具を持ってみませんか #茶道具#狩野晴川院#狩野派#晴川 #掛軸 #茶掛 #待合掛 #お茶会 #待合 #日本画 #表具 #金襴 #菊桐 #御軸 #床の間 #寿老 #宝珠 #インテリア #おしゃれ #茶道 #裏千家 #表千家 #武者小路千家 #淡交会 #三千家 #古美術 #江戸 #京都 #和 #瀟酒 #古美術 #お茶席 #茶室

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